岐阜県出身の落語家・三遊亭歌武蔵師匠。
元力士という異色の経歴の持ち主です。
そして奥さんが若くて美人ということでも有名ですよね。
そんな三遊亭歌武蔵師匠が面白いと話題になっています。
今回は三遊亭歌武蔵師匠が面白いと言われている理由についてまとめていきます。
三遊亭歌武蔵のプロフィール
名前:三遊亭 歌武蔵 (さんゆうてい うたむさし)
本名:若森 正英 (わかもり まさひで)
別名:森武蔵 (もりむさし・武蔵川部屋)
生年月日:1968年3月15日
出身地:岐阜県
父親は元春日野部屋所属の力士でした。
本人は中学卒業後、高校に進学するつもりでしたが、武蔵川親方にスカウトされ、父親への親孝行のつもりで相撲部屋入門を決めます。
1983年に武蔵川部屋へ入門、四股名名は「森武蔵」となります。
しかし、怪我で半年で廃業となりました。
落語家としての経歴は
1983年 3代目三遊亭圓歌に入門
1984年 前座となり前座名「歌ちどき」
1988年 二ツ目昇進、「歌武蔵」に改名
1998年 真打昇進
となっています。
三遊亭歌武蔵師匠が面白いと言われる理由
三遊亭歌武蔵師匠は、その独特な話術と斬新な演出で、多くのファンを魅了しています。
師匠の面白さの秘訣は、主に以下の5つが挙げられます。
1. 話術のセンス
2. 斬新な演出
3. 幅広い知識
4. 親しみやすいキャラクター
5. 独自の世界観
一つずつ深掘りしていきましょう。
1. 話術のセンス
三遊亭歌武蔵師匠は、抜群の話術センスの持ち主です。
抑揚や間を巧みに操り、聴衆を飽きさせない話芸を展開します。
また、落語の演目だけでなく、自身の経験や時事ネタなども織り交ぜた話をすることで、より身近に感じられるのも魅力の一つです。
2. 斬新な演出
三遊亭歌武蔵師匠は、古典落語を独自の解釈で演じることも多く、その斬新な演出が話題を呼んでいます。
例えば、古典落語「お菊の皿」では、「お菊」が幽霊なのに太っているという設定でした。
幽霊といえば、髪が長くて細いというイメージを持っていますが、太っている方が面白い!ということなのだそうです。
「猫の皿」では茶店のおじいさんがクレイジーなキャラになっているのも歌武蔵師匠の演出です。
店先に死体がブラ下がってても気にせず、魚が死ぬほど汚れた川の水で茶を煎れて客に出す。
そして、バカ笑いし続けて咳き込む茶店のおじいさんは歌武蔵師匠にしかできません。
古典落語を現代の観客に分かりやすくアレンジする、そして面白く伝える工夫をしています。
3. 幅広い知識
三遊亭歌武蔵師匠は、幅広い知識の持ち主です。
その知識を活かした話芸もまた、師匠の魅力の1つです。
特に、相撲や音楽には造詣が深く、その知識を活かした演目はどれも絶品です。
4. 親しみやすいキャラクター
三遊亭歌武蔵師匠は、気さくで親しみやすいキャラクターの持ち主です。
高座では、観客と積極的にコミュニケーションを取ったり、自虐ネタを交えたりして、会場を笑いの渦に巻き込みます。
落語と聞くと、敷居が高くなかなか手が出ませんが、親しみやすいとリピートしたくなりますよね。
5. 独自の世界観
三遊亭歌武蔵師匠は、独自のキャラクターと世界観を持っています。
その世界観は、一度体験したら忘れられないほど強烈で、多くのファンを魅了しています。
まとめ
以上のように、三遊亭歌武蔵師匠は、
話術
演出
知識
キャラクター
世界観
など様々な要素が絶妙に組み合わさることで、唯一無二の面白さを生み出しています。
武蔵師匠の落語を聴いたことがない方は、ぜひ一度寄席に足を運んでみてください!
きっと、その面白さに圧倒されるはずです。
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